Time to
paradise,
after
the“born”.
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サマセット・モーム作、愛と情熱と…穏やかな“心”。
まるで冗談のような喜劇的な話で、一気に読み干しました。
これもまた思い入れの強い本ですねー。
ミステリーとはまた違った勢いで読むことができる、濃い作品です。
楽園が芸術を作るのか、芸術が楽園を作るのか。
環境とは、不思議なものです。
モームの作品は他も読んでみたいと思いつつも全く手を出していません。
大人になってから読んだ本。
同じ作品でも子供の時と大人になってからとで印象が変わる、ともいいますが、読み手の目線によるのでしょうか。
ただ、何度も読める本、何度読んでも余韻が変わらぬ本というのは大切です。
好みは人それぞれですが(!)
本に限らず、長い時を経ても変わらずにいるものも、同じく。
目にした瞬間、ページを捲った瞬間……。
その「瞬間」だけ時を越えるのかもしれません(笑)。
懐かしい『安心感』のようなものでしょうか?